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 プラクテイカルトレーニング

米国留学を計画中または既に留学中の方にとっては、F-1ビザの下でのプラクティカルトレーニングを使って、アメリカでのキャリアアップを行うことは重要な関心事です。プラクティカルトレーニングを有効に利用するためには、まず、各大学のDSO(Designated School Official)、留学生アドバイザーから必要な情報を入手するのが基本です。しかし、その前に、プラクティカルトレーニングには、どのような条件があるのか等の一般的情報を得ておけば役立つはずです。

条件:プラクティカルトレーニングは、[1]9ヶ月間フルタイムで学生であった後(特殊な大学院プログラムを除く)、[2]専門分野に関連した内容で、[3]トレーニングを受けるための就労であって、[4]英語習得のためのトレーニングではないものをいいます。プラクティカルトレーニングは、F−1やM−1ビザの学生に認められますが、ここでは、F−1で、なお且つ、卒業後の場合に限定して説明します。

期間:大学卒業後に利用できるプラクティカルトレーニングの期間は最長12ヶ月ですが、これは卒業後14ヶ月以内に行わなければなりません。申請期間は、プログラム修了の90日前から、修了後30日以内の120日で、この期間内に大学のDSOの推薦を得て、移民局へ必要な申請書類を提出します。通常は、12ヶ月の期間が認められますが、途中で転校したり、トレーニングを中断しても、期間の延長は認められません。但し、例えば、学部卒業後6ヶ月、大学院卒業後6ヶ月というように、12ヶ月を半分に分けることは可能ですので、一回目の申請時に、「6ヶ月」と明記しておけば、残りの6ヶ月を後回しにすることは可能です。更に、最初のプログラム修了後、最低5ヶ月間米国を離れて、別のプログラムを始めた場合は、12ヶ月のプラクティカルトレーニングを再度申請することができます。(但し、修士があらかじめ組み込まれたような博士課程などは別)。申請先のINSサービスセンターがどこになるかによっても違いがあるが、一般的に、就労許可カードが得られるまで30〜90日かかるの(このカードないと就労できない)で、トレーニングのスタート時期が迫っている場合は、早目に申請を行っておきます。

一時出国:プラクティカルトレーニングを許可された場合、米国での在留期限はカードの有効期限プラス60日の帰国準備期間となりますが、トレーニング期間中に一時的に米国を離れ、かつ、ビザ自体の有効期限が過ぎている場合は、ビザを更新しなければ再入国できません。最近になって、F−1ビザは、アメリカから郵送で日本の米国大使館に申請はできなくなって、事前にビザの再発給を受けることはできなくなっていますので、このような場合は、日本でビザを改めて申請しなければなりません。

プラクティカルトレーニングを終えた後、多くの人が就労ビザであるH-1Bへの変更を行います。H-1Bの申請は、H-1Bビザの下での就労開始予定日の6ヶ月前から行うことができ、申請してから移民局の許可が得られるまでに通常、約3ヶ月を要します。プラクテイカルトレーニングが切れる前にH-1Bを申請しておけば、申請中は不法滞在にはならないものの、就労は行えませんので、プラクティカルトレーニングでの就労後、時間的なギャップなく、H-1Bでの雇用に切り替える必要がある場合は、申請のタイミングに注意が必要です。

2000年11月22日

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